特殊工法・・・第2工事部

豊かな暮らしに求められるのは、迅速さと正確性です。下水道を始めとする地下の道を、最新の機器と工法で、より豊かなものへと築いていきます。

ケコム工法

下水道管布設工事における立坑構築と小口径推進を組み合わせた工法です。

  • 人力によって建てこみを必要としないので、安全な工事が可能です。
  • 掘削力が大きく、特殊ビット取付けで玉石層での施工も可能です。
  • 立坑構築時には薬液注入などの補助工法を一切必要とせず、工期短縮及び工事費の低減となります。

ロックマン工法

岩の破壊力に抜群のパワーを発揮。さまざまな地盤条件に対応する工法です。

岩盤はもちろん玉石、転石混り土、複合土、複合地盤などの難しい条件下でもすぐれた掘削性能を発揮し、長距離推進を可能にしています、
しかも、特殊ビットによるスピーディな掘進と少ない作業工程で工期をぐんと短縮化。経済的にも貢献、また操作は地上部のモニターで連続監視でき、即時方向修正も可能。
まさに誰でも簡単に高いレベルの施工が実現できる理想のシステムです。

TVカメラ調査

危険な場所、人の目の届かない場所でも鮮明に報告します。

  • 長距離走行に対応した自走車により600mの走行が可能。
  • 大口径用アタッチメントにより管径∅2000mまでの調査が可能。
  • ∅300m人孔対応カメラ・自走車により管径∅150mから対応
  • 自走車は左右独立駆動方式及び、センサー内蔵により走行時の傾き補正が可能。

スルーリング工法

非開削で、くらしの中のあらゆるパイプラインを甦らせます。

現在使用されている様々なパイプラインは、老朽化が進んでおり、特に内部腐食、クラック、接合部からの漏水、侵入水等の多くの問題を抱え、早急な修繕及び再構築が必要です。スルーリング工法は、このような多くの問題を抱え老朽化したパイプラインを非開削で更生する技術です。

PFL工法

屈曲・隙間・段差も通水しながら施工可能。

PFL工法は、既設老朽管きょ内面に補強材を取り付け、その後高密度ポリエチレン製のPFLパネルを設置し、既設管とPFLパネルとの隙間に高強度、高流動のモルタルを注入することで、老朽管を更生する工法です。

  • 耐荷能力の向上
    PFL工法で更生することにより、新管同等以上の強度を復元します。
  • 優れた耐摩耗性
    硬質塩ビの約30倍の耐摩耗性を有します。
  • 優れた水密性
    表面部材のPFLパネルは優れた水密性を有し、侵入水を防ぎます。
  • 優れた耐薬品性
    耐薬品性に優れ、更正管の耐久力が向上します。
  • 優れた耐震性
    表面部材の伸び、強度復元によりレベル2地震動にも効果。

PML工法

環境負担の少ないポリエチレンのライナーを用いた大掛かりな機材を使わない工法です。

工業製品であるライナーは、完全な1枚に加工済みのため、品質が非常に安定しています。また材質は、好気性バクテリアが生成する、下水環境特有の酸に対して極めて高い耐酸性を有しています。